冬場に何よりも重要な「モノ」

 朝、ブレバのトリップメーターを気温計に切り替えてみた。気温は摂氏9度。10度を切れば、いよいよ冬の到来である。ウエアも、冬場にあったものに衣替えである。綿のジャケットは、厚手のものでも寒気が肌身に伝わってくる。
 安心して、冷たい空気を引き裂いて進むには、寒気を遮断する優れたウエアが必要である。
 冬でもバイクで通勤をしようと思うとき、防寒具は何よりも重要な「モノ」となる。ヘルメットから首周り、そして上半身、下半身、足元、手首と寒風が体に伝わる要所がある。外気がいくら冷たくとも、外気を遮断できるウエアがあれば、冬場の通勤も傍からみるほど苦痛ではない。60分以内の通勤であれば、体が冷え切ることもない。そう思ってはみても、冬の到来に、秋の綿のジャケットから、冬のナイロンのジャケットに、バイクウエアを衣替えしたのだった。