モノ

石油コンロとストーブ

6月に入り、梅雨の時期となる。今年も大活躍してくれたストーブを片付けた。 石油コンロと呼んだ方が正しい。灯のあるところには人が集まる。暖をとるために家族がここへやってくる。ストーブとして使っているがコンロにもなるので、お湯を沸かしてお茶を入…

ペンケース

昨日完成したペンケース。フッ素加工の牛皮を絹糸で縫い合わされてできている。素材の牛皮は、先日紹介したクシタニのレザージーンズの裾のハギレを裏返し、ピンク色の絹糸で縫い合わせたものである。限りなく黒に近い藍色と光沢のある絹糸の色の対比が美し…

レザーパンツ

一見、普通のジーンズのようである。 バイクで転倒した際のダメージを考えるとパンツは丈夫な物ほどいい。 まだ若い頃、雨のコーナーで転倒し、バイクと身体がどこまでも滑っていく感じを今でも覚えている。綿のズボンは当然、穴が開き、下着も破れ、皮膚の…

コンパス

いつも北を指し示すコンパスは、自分の生きる道を指し示す羅針盤のようでもある。 自分が小さかった頃、遠足に持っていった水筒のふたに必ずコンパスがついていた。迷子になっても迷わないようにという実用性よりも、こころが踊る遠足で、くるくる動く針が、…

ロボット君

ロボット君のお腹には大きな時計がついている。お腹の真中の歯車がカチカチと動いて秒を刻んでいる。 時計としてはあまり役にはたっていない. ロボット君は立ったり座ったり、寝転んでみたりして自分をアピールする。自分では動けないので、持ち主に姿勢を変…

腕時計

時のながれを意識するときがある。 仕事に追われるときではない、静かに自分の時間が持てたとき、時間が刻々と過ぎていくことを意識するときがある。 そのときを刻んでいくモノが時計である。 手巻きのアナログ時計は音に耳をそばだてるとチチチチと時を刻む…

レコード盤

黒いレコード盤がくるくる回る。 曲の始まりから終わりまで、ずっと眺めても飽きることはない。 そこから音が生まれてくるところを眺めて、生まれてきた音を聴く。 アナログのアナログらしいところである。レコード盤はCDのようにいつまでも演奏してはくれな…

真空管アンプ