プジョー205GTIは初期型1600ccがよい

 プジョー205のハンドリングは面白い。前のタイヤでぐいぐいと向きを変える。路面のアスファルト数ミリの厚さで書かれたペイントにタイヤが乗った感触をまでをハンドルに伝える。ダイレクト感は抜群である。路面のグリップの強弱をハンドルの重さで絶妙に伝える。ノンパワステであることがいいのだ。アスファルトの強いグリップにハンドルをきるにも力が入る。一転してタイヤがダートに入ると、タイヤはグリップを失い、ハンドルが極端に軽くなる。この感触でグリップ感をつかむことができる。これは、タイヤを履き替えるとその感触も大きく変わる。
プジョーのハンドリングは古典的とも言われるが、わかりやすく面白い。