朝の空気

satesate1562005-06-17


今朝は5時前に自転車で街中を走った。昨日は梅雨を象徴するうっとうしい一日であったが、今朝の街中に漂う空気はとても清々しいものであった。梅雨の雨の中を歩いてみるときっと家の中で居るのと違った感覚が得られるのだろう。自転車が街中にある小さな森にさしかかったとき、頭の上でザザっという大きな音がした。振り向いてみると大型の鳥が木の枝にとまってこちらを見ている。自転車をさらにすすめると、いつも自分の部屋に届く小鳥のさえずりとはちがった鳥たちのさえずりが、いつもよりも断然クリアーに、大きな音で迫ったきた。ここは森なんだと実感した。
朝の空気は私のこころまで届くシャワーをかけたようだった。
自然はヒトがつくった「モノ」ではない。といえるか。
自然のもたらすゆたかさはヒトの存在を大きく超えた次元から感じさせる。