ああ、アルファはいいなあ

 さて、さて、
 ガレージの奥に、ほっとかれたアルファロメオ156さんに久しぶりに乗った。ガラスには砂埃が、鳥の糞がたまって、無残なすがた。ゆっくりと坂道を登って、エンジンを慣らす。調子よく、5000回転ほどまわす。
 ハンドルもすこし重たい感じのいつもの感じ。
 そして、夜遅く、帰ってくることには、ビュン、ビュンとまわして、アルファを振り回しながら帰ってくる。車をとめると、焼けた臭い。
 
 ああ、アルファはいいなあと、また、思う.


ALFA ROMEO 156 2.5 V6